こんばんは、アラクレです!
今日は僕の大好きな本、
エクストリームサラリーマンこと田端信太郎さんの
「ブランド人になれ!」の中から、
「金魚鉢理論」についてご紹介します!
田端さんとは?
田端さんを一言で説明するのは難しすぎますが、
NTTデータ、リクルート、ライブドア、LINEを経て
現在はZOZOのコミュニケーションデザイン室長をされている方で、
人は田端さんをエクストリームサラリーマンと呼びます。
昨今、
好きな事をして生きていく、とか
組織から個の時代に、といった
今までのように会社にしがみ付いて生きていく時代から
個が活躍する時代に変わってきたと言われるようになってきました。
そんな風潮から、フリーランスや独立起業するインフルエンサーが注目される中、
サラリーマンとして圧倒的な注目を浴びているのが
田端さんなんです。
ブランド人になれ!について
そんな田端さんが2018年7月に出版されたのが
「ブランド人になれ!」です。
本の腰巻には、
「君もプロ野球選手より稼ぐ、プロサラリーマンになってみないか?」
「パンクに生きろ!リスクを冒せ!売上よりも伝説だ!実力よりも評判だ!」
とサラリーマンらしからぬ文言が次々と書かれています。笑
憂鬱な顔をして出勤するのではない、今日はどんなチャレンジをしようかと
胸躍らせながら会社に乗り込むのだ。
会社はステージにすぎない、主役は君だ。
僕についてこい。本書はそのための武器になる。
「ブランド人になれ!」が「21世紀の奴隷解放宣言」になれば望外の喜びだ。
2018年7月4日アメリカ独立記念日に 田端信太郎が記す
引用:ブランド人になれ!田端信太郎 (はじめに)より
こんな書き出しから始まるのが、「ブランド人になれ!」です!
金魚鉢理論のこと
ブランド人になれ!の内容については
紹介したい事だらけなんですが、
今回はその中でも特に興味深い「金魚鉢理論」についてです。
内容としては、
金魚が20匹いる金魚鉢の中央に透明なアクリル板を入れて
片方だけに金魚を寄せ集めて、反対側に行けないようにして
しばらくするとどうなるか?
金魚は反対に行けないことに気づいて
半分のエリアだけで暮らすようになる。
そしてある時、アクリル板を取っ払うとどうなるか?
金魚は反対側にはどうせ行けないと洗脳されて、
アクリル板を取ったにも関わらず半分だけで生活する。
心理学ではこれを「学習性無力感」と言う。
ではどうしたら、この金魚たちがアクリル板の向こうに
行くようになるか?
正解は「新しい金魚を2−3匹金魚鉢に入れる」だ。
田端さんはこれを新入社員に説明し、
「君たちはこの新しい金魚の役割なんだ!」
と伝える。
「経験がない」「知識がない」ことが強みなんだと。
これを読んだ時、まさにその通りだと頷きました。
毎日同じ会社で同じ業務を繰り返していくうちに
最初は違和感を感じていた、効率が悪い作業、
無駄な仕事を、「そういうもんだ」と自分を納得させ
思考を停止してしまう。
新入社員にしか感じることの出来ない、
大事な大事な「違和感」なのに、
勿体ないですよね。
僕は今の会社が2社目で、転職したときに
わずかながらこの考え方に気づいていたんです。
自分にしか気づけない事がある、
他の会社から来た自分が、今の会社の悪い点を直すんだと。
だけど、勇気がでなかった。
先輩、上司に言われた事をそのままやっていれば
なにも衝突なく仕事が終わり時間が過ぎていく。
今思えば、情けないし、後悔しかない。
だから、これから僕にできることは、
これから入ってくる新入社員に「金魚鉢理論」を伝えて
新入社員の意見を汲み取ってあげること。
そんなことに気づかされた内容でした。
「ブランド人になれ!」については、
他にも紹介したい内容が山ほどあるので、
また記事にしたいと思います。
興味がある方はアマゾンで即買いです!
町の本屋さんでもビジネス書コーナーに置いてますよ!
以上、【ブランド人になれ!】金魚鉢理論 空気なんて読まない!!でした!